介護 2022.06.02

【例文付き】介護職の志望動機の書き方|ポイントや注意点も解説

介護職の志望動機

介護関連の仕事に応募する際、志望動機を伝えることはとても重要です。
採用担当者は、どういった理由で応募をしてきたのか、どのように活躍してもらえそうかなどを志望動機から見ています。
具体的にどういった志望動機・自己PRを書くと、採用担当者に効果的なアピールができるのか見ていきましょう。

介護職の志望動機・自己PRを書くポイント

介護職の志望動機や、自己PRをする上でのポイントについて解説します。

介護職を希望する理由を書く

介護職に就きたいと思ったきっかけや、自分なりの考えを書きましょう。
学校で介護について勉強した経験や、研修を受けた経歴がある人は、なぜ介護の勉強をしようと思ったのかが志望理由の書き始めになりますので、きっかけとなった具体的なエピソードを書くことで、志望動機が伝わりやすくなります。

その介護事業所を選んだ理由を書く

介護関連の事業所が多数ある中、何故「ここを選んだのか」を伝えることも大切です。
それぞれの事業所や運営企業には、経営する上での理念やコンセプトがあります。
どの点に共感をして働きたいと思ったのかをアピールすることも必要です。

経験やスキルを踏まえて強みをアピールする

これまで働いてきた経験や、身につけたスキルについて具体的にアピールしましょう。
未経験の人や職歴があまりない人でも、これまでどのようなことを学び、今後に活かしていきたいのかということに重点を置いて考えると、志望動機を書きやすくなります。

働く上での目標を立てる

介護職として働く上で、どういったことを心掛けたいのかを考えてみましょう。
例えば、資格を取得しステップアップを目指したいなどの目標を定めることで、採用担当者に意欲が伝わりやすくなります。

介護職の志望動機の注意点

介護職の志望動機の注意点

志望動機を書く際には注意すべき点があります。
ネガティブなことや前職での不満など、マイナスな印象を与えてしまう内容は避け、前向きな内容を書くように心掛けましょう。
後ろ向きの志望動機だと、採用をしても長く続けられないのではないかと懸念されてしまいます。

また、給料が良いことやボーナスが出ることなど待遇のことばかりを志望動機として書くことも、採用担当者に良い印象を与えないため控えるべきでしょう。

介護職の志望動機の例文

介護職の志望動機の例文

それでは、介護職の志望動機の例を実際に見てみましょう。

介護職経験者の志望動機の例

3年ほど、訪問介護事業所に勤務をしていました。
ご自宅を訪問して、生活支援や介護を行う仕事も充実感がありましたが、時間が決まっている訪問介護よりも、施設で利用者様1人1人とじっくり向き合い、ケアをしたいと考えるようになりました。
これまでの3年の介護経験で培った、利用者様に寄り添って対応するという強みをいかすことで、利用者様の力になりたいと思い応募いたしました。

異業種からの志望動機の例

これまでホテルのフロントを中心として、接客の仕事を5年経験してきました。
祖母が要介護になったことから、介護の仕事に興味を持つようになりました。
さらに自身のスキルを高め、より良いケアを提供したいと考えており、貴社での充実した研修制度に魅力を感じて応募いたしました。
ホテルマンとしてさまざまなお客様に対応し培ったコミュニケーション能力を活かし、利用者様のお役に立ちたいと思っています。

資格を取得して応募をする場合の志望動機の例

結婚前は営業事務の仕事をしていましたが、子育てが一段落したことを機に、人と接する仕事がしたいと思い、介護の仕事に興味をもったことから介護職員初任者研修を受講し修了しました。
座学と実習を通じて介護業務についての理解がより深まったと考えています。
介護職員として、1人前になれるようにさらなる研鑽を積んでいきたいです。

おわりに

採用担当者は、その人にやる気が十分あるかどうか、一緒に働きたい仲間かどうかを志望動機から判断していることが多いです。

介護職の志望動機を書くポイントや、注意点を押さえた上で、例文を参考に自分の体験を自分の言葉でアピールすることを意識して、選考に挑むようにしましょう。

履歴書の作成例については「履歴書作成のポイント 介護職編」のページも参考にしてください。

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