介護 2022.08.26

ホームヘルパー(訪問介護員)とは? 仕事内容についてご紹介

ホームヘルパーとは

在宅で生活する要介護者の生活を支えるホームヘルパー(訪問介護員)とは、どのような仕事を行うのか、どのようなことを行ってはいけないのか、などについて、こちらの記事でご紹介します。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?

ホームヘルパー(訪問介護員)とは、介護が必要な高齢者等の居宅を訪問して介護サービスを提供する介護職員のことです。
一般的には、ホームヘルパーの名称で呼ばれることが多いですが、正式名称は、訪問介護員です。
都道府県知事が指定する介護職員初任者研修を修了することで、訪問介護員になれます。

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容

ホームヘルパー(訪問介護員)の主な仕事内容は、以下の3つです。

生活援助

利用者の炊事・洗濯・掃除などの生活援助を行います。
他にも、買物や薬の受け取りなども、利用者に代わって行うことがあります。

身体介護

食事や入浴、着替えや排泄などの介助も、訪問介護員の役割です。
身体介護の事前準備や後片付けも、仕事内容に含まれます。

通院などのための介助

利用者の通院や受診手続きの介助も、訪問介護員の仕事です。
通院には、普通自動車やタクシー、公共交通機関などを利用します。
時には、訪問介護員が運転する車で送迎することもあります。

ホームヘルパー(訪問介護員)がやってはいけないこと

訪問介護員が行って良いケア内容の範囲は定まっており、利用者が快適な日常生活を送る上で必要不可欠なサポートのみ行うことができます。
そのため、ケアマネージャーが作成したケアプランに記載のないことや、援助しなくとも日々の生活に差し障りがないものは対応できません。

たとえば、下記のような内容は、訪問介護員は行うことができません。

  • 利用者が普段使用していない部屋の掃除
  • 利用者の来客に対して食事を提供すること
  • 利用者の家族の生活援助
  • 利用者のペットの世話

ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事の魅力

ホームヘルパー(訪問介護員)の魅力

訪問介護員として働くことには、以下のような魅力があります。

キャリアアップを目指すことができる

無資格でも働くことができる介護職が多い中、訪問介護員は介護職員初任者研修以上の資格を取得している必要があります。
資格取得前提ですので、将来的なキャリアアップを目指しやすい職種であると言えるでしょう。
実務経験を積みながら、上位資格の取得を目指す人も少なくありません。

利用者一人一人にあった個別ケアができる

複数の入居者のケアをする施設介護とは違い、訪問介護は利用者の居宅を訪問し、利用者一人一人に寄り添ったケアを行います。
利用者の暮らしに密着したケアの実現が可能なため、個々人により注力したケアがしたいという方に向いています。

臨機応変な対応力が身に付く

訪問介護員は利用者とのマンツーマンの対応であるため、施設の介護職員のように困ったときに相談できる上司や先輩がすぐそばにいません。
訪問介護員として独り立ちするまでは、訪問介護員の先輩が同行してくれますが、ある程度経験を積んだ後は、現場では自分一人でさまざまな判断や対応をする必要があります。
やるべきことと、やってはいけないことの線引きがあるため、その判断も的確にすることが求められます。

おわりに

ホームヘルパー(訪問介護員)とは、どのような仕事をするのか、どんなことをしてはいけないのか、ホームヘルパー(訪問介護員)として働くことにはどのような魅力があるのかを、こちらの記事ではご紹介しました。
介護職にはさまざまな種類がありますが、利用者一人一人に寄り添ったケアをしたい方には、ホームヘルパー(訪問介護員)は適した仕事であると言えます。

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