気になる医療事務の給与水準 給与を上げる方法についてもご紹介
自分自身のスキルアップができ、働きやすいといった理由から人気の高い医療事務ですが、給与面についてはどうなのでしょうか。
本記事では、気になる医療事務の給与水準と給与を上げるための方法についてご紹介します。
医療事務の平均的な給与
医療事務の平均的な給与としては、年間で250~350万円程度と言われています。
しかし、エリアごとにも差があり、都心部から離れた地域だと180万円程度が平均年収とも言われています。
また、エリア以外にも大学病院のような大規模医療機関なのか、クリニックや診療所なのかによっても変わってくるため一概には言えません。
次からは、雇用形態ごとの平均給与について見ていきましょう。
正社員の平均給与
正社員の平均月収は16~20万円程です。
先述の通り、医療機関の規模やエリアによって異なるためご参考程度となります。
正社員の平均給与は決して高いと言えないかも知れませんが、医療機関によってはこれに加え賞与や退職金も支給されることもあります。
パートタイマーやアルバイトの平均給与
平均時給はエリアなどの条件によっても異なりますが、おおよそ900円以上です。
月収は週にどのくらいシフトを入れているのか、1日あたりの勤務時間はどのくらいなのかにもよるため一概には言えません。
また、地域によって最低賃金も異なり、大阪では2022年10月より1,023円となっています。
大阪の最低賃金を考慮して時給1,000円の例を見ていきましょう。
週4日の4時間勤務であれば以下のような計算となり、月収は64,000円です。
時給1,000円×4時間×週4日(16日)=64,000円
月収が高いとは言えませんが、残業も無く、比較的自由に勤務条件を調整することができるため、子育て世代にとっては働きやすい環境であると言えます。
医療事務が給与を上げるための方法とは
「医療事務として働き続けたいけど給与面が心配」と考えている方もいらっしゃるかと思います。
長く続けていくためには、どのように給与を上げていくのかという点も重要です。
こちらでは、医療事務として働いていく上で、給与面をより向上させていきたいと考えたときに取るべき行動についてご紹介します。
資格取得や昇進を狙う
給与を上げるためには、スキルを磨いていくことが大切です。
業務に関するスキルを磨いていくことで昇進や昇給の可能性も高くなり、また勤務先の医療機関と交渉するための材料にもなり得ます。
- 医療事務に関する資格を取得する
- 幅広い業務で活躍できるようにパソコンスキルを向上させる
- 担当している業務以上のことを教えてもらう
などを行い、スキルを磨いていきましょう。
条件のより良い医療機関へ転職
勤めている医療機関の条件が合わないと感じるのであれば、条件の合う医療機関に転職することを検討しても良いでしょう。
しかし、求めている条件が高くなっていないかどうかには気を付ける必要があります。
転職をする場合は、一から人間関係を構築していく必要もあるため、慎重に進めていくことが大切です。
また、パートタイマーやアルバイトの場合、時間の確保が可能であれば、正社員として転職をすることも給与を上げるための方法の一つと言えるでしょう。
おわりに
医療事務の給与水準をご紹介しました。
正社員の平均月収は16~20万円程、パートタイマーやアルバイトの平均時給は900円程からです。
決して高い給与水準とは言えませんが、働きやすい環境であることが多い医療事務をこれからも続けたい、給与を上げていきたいといった場合には、資格取得やスキルアップによる昇進、より条件の良い医療機関への転職も検討していきましょう。
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