医療事務 2022.08.26

在宅で医療事務? 医療事務のテレワークとは

在宅で医療事務

新しい働き方として、テレワークに注目が集まっていますが、医療事務でもテレワークをすることはできるのでしょうか。
こちらの記事では、改めてテレワークとは何なのか、医療事務でもテレワークをすることはできるのか、テレワークをすることのメリット、などをご説明します。

テレワークとは

「Tele:離れた」「Work:働く」の2つの単語からなる働く場所や時間にとらわれない働き方のことをテレワークと言います。
テレワークは働く場所によって、以下のように分けられます。

サテライト、コワーキング

コワーキングスペースやサテライトオフィスで勤務することを、サテライトやコワーキングと呼びます。
個人で契約し、コワーキングスペースで仕事をすることもあれば、企業が契約した場所で働くこともあります。

モバイルワーク

電車などの移動中や、移動の途中に喫茶店などで仕事をすることをモバイルワークと言います。

在宅勤務

自宅で仕事をする働き方を在宅勤務と言います。
通勤時間が無くなるため、時間の有効活用ができます。

ワーケーション

「Work:働く」と「Vacation:休暇」の造語が、ワーケーションです。
リゾート地などで休暇を楽しみながら、仕事をする働き方のことです。

医療事務でもテレワークは可能?

医療事務でもテレワークは可能?

新たな働き方として導入されている組織もありますが、医療事務のテレワークを実施している組織は多くありません。
医療機関では、受診者への対応や患者の治療を医師や看護師がオンラインなどで行うことは困難であり、医療事務もその連携のため、現場にいることが望まれます。
また、医療事務の業務内容に含まれる医療機関の窓口における受付・会計業務を、テレワークで行うことは現時点では難しいと言えます。
ただ、カルテ登録やレセプト作成など、テレワークでも問題なく対応できる業務内容もあります。
今後、医療事務でもテレワークが可能な職場が増えていく可能性は十分にあると言えるでしょう。

テレワークをすることのメリット

テレワークをすることのメリット

テレワークには、組織・個人ともにメリットがあるので、今後も多くの職場で促進されていく可能性があります。

人材不足の解消

通常の就業スタイルであれば勤務先に通うことが条件となるため、遠方に住んでいる人や、家庭の事情等で通勤することが難しい人は採用できません。
しかしテレワークを導入できれば、通勤ができるかどうかに関わらず十分な実務能力を持っている人の採用が可能になるので、人材不足の解消につながります。

コスト削減

通勤費や、デスク・チェアなどのオフィス用品にかかる費用、光熱費などを、テレワーク導入により削減することができます。
コスト削減は組織側にとってのメリットであるだけではなく、組織によっては手当てとして従業員に還元する場合もあります。

生産性・ワークライフバランスの向上

自分にとって快適な環境で働くことができたり、通勤時間が無くなることで、仕事の生産性を上げることができます。
仕事面だけでなく、プライベートも充実するため、ワークライフバランスの向上も期待できます。
育児や家事との両立もしやすくなるため、より熱意を持って仕事に取り組みやすくなるでしょう。

おわりに

医療事務は命を預かる医療機関で働くため、テレワークの導入は他の業種よりも難しい傾向にあります。
ただ今後、テレワークで働くことのできる医療機関が増えてくる可能性は十分にあります。
また、今の段階でもテレワークを導入している医療機関はありますので、テレワークで働くことを希望している場合には、情報をチェックしておくようにすると良いでしょう。

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