初めての介護職転職　未経験者の自己PRの書き方のコツ

初めて介護職へ転職しようと考えたときに、未経験の自分はどのような自己PRを書けば良いのかわからないという人もいらっしゃるかと思います。
本記事では、初めて介護職への転職を目指される未経験者へ向けて、自己PRの書き方のコツをご紹介します。

介護職への転職における自己PRとは

自己PRとは、自分自身の強みや想いを応募先の企業や組織に向けてアピールするものであり、選考での大事な判断材料となります。

初めての介護職への転職においても同じように、これまで自分が経験してきたことやスキルを介護の現場でどのように活かすことができるのかをアピールすることが大切です。

採用担当者から見て、求めている人物像と合っているか、業務に対する姿勢や人柄の良さ、どのように経験を活かしてくれそうかなど、イメージがしやすいようにまとめるようにしましょう。
また、転職に対する自分自身の想いを書くことで、熱意が採用担当者に伝わり、書類選考の通過率を高めることにも繫がるでしょう。

自己PRのコツ：書く前に準備をする

自己PRをいきなり書くのではなく、書く前にどのような内容にするかを決めるなど、事前に準備をしておくことが大切です。
自分がこれまでに経験したことを洗い出してみて、どのような経験やスキルを介護職に活かすことができるか、具体的に説明できるように数字などを交えて伝えることができないかなどを考えてみましょう。

また、応募先の組織が求めている人物像を把握しておくことも大切です。
良いアピールができたと思っていても、応募先が求めている人材と異なっている場合は、採用担当者が魅力を感じづらいものです。
応募先の募集要項や経営理念などを確認して、求めている人物像に沿ったアピールポイントを考えていきましょう。

自己PRのコツ：具体的な経験を盛り込む

採用担当者に印象付けるためにも自己PRには具体的な経験を盛り込むことが重要です。

アピールする項目が増えるほど内容は抽象的なものになりがちなため、伝えるテーマを3つ程度に抑えて、それぞれに具体的なエピソードを加えるようにしましょう。
具体的な経験はオリジナル要素になり、採用担当者に印象付けることができ、またアピールの裏付けにもなります。

自己PRのコツ：将来像を含める

応募者の強みだけをアピールした自己PRでは、採用担当者も魅力を感じづらいものです。
長く一緒に働いてくれる人材や職場環境に馴染める人材を求めている組織が多いため、協調性を活かして円滑に仕事を進めたい、将来的にはチームを引っ張っていく立場になりたいなどの意気込みを伝えるようにしましょう。

初めての介護職など、異職種に転職する際には「学びたい」や「成長したい」といった表現を使う方もいますが、職場は学びの場では無く、学生気分が抜けていない人といった印象を与えてしまう可能性もあるため注意が必要です。

自己PRのコツ：一貫性のある内容を意識する

一貫性が無いと不信感を持たれることもあるため、自己PRを書く際には志望動機などとの内容に一貫性が出るように意識することが大切です。
例えば「継続力が強み」と記載しているのであれば、一つの組織で長く働いていたり、毎週欠かさず業務の振り返りを自ら行っていたりと、継続力が強みであることに矛盾しない内容をアピールしましょう。

おわりに

介護職に転職しようとする未経験者が自己PRを書く際のコツは以下の通りです。

• 書く前に準備をする
• 具体的な経験を盛り込む
• 将来像を含める
• 一貫性のある内容を意識する

自己PRは、採用担当者から見て、求めている人物像であるか、業務に対する姿勢や人柄が良いか、どのように経験を活かしてくれそうかなどのイメージがしやすいようにまとめておきましょう。