自己PRの考え方 医療事務編
はじめまして、D&Mキャリアの西野と申します。
面接を受けると必ずといっていいほど聞かれることの1つに、自己PRがあります。
今回は自己PRの作り方についてお話してみたいと思います。
自己PRを考える上で大切なことは、具体性を持たせ、応募先の会社で活躍できるイメージを持ってもらうことです。
まずは、どういった力を自分が強みとしているかを考えてみましょう。
- 他人と関わりがある力 (協調性やチームワーク、チームビルディング、教育する力など)
- 自分自身の力 (責任感や粘り強さ、行動力など)
- 課題に対する力 (臨機応変な対応力、論理的に考える力、新たなアイデアを考える力など)
何が自分の強みなのかを考えたら、次は自身の経験を振り返ってみましょう。
具体性・説得力を持たせるためには、納得できるエピソードを話すことが重要です。
ここまで考えることができたら、応募先企業の求めている人物像に近いのか言語化してみましょう。
上記の(1)の中で多くの方が挙げてしまいがちなのが、「コミュニケーション力」です。
でも一言でコミュニケーション力といっても、なかなか面接官には刺さりません。
では、どのように伝えれば良いのでしょうか。
人とのコミュニケーションを形成するキーワードから、自分に何が当てはまるのかを考えてみましょう。
- 親しみやすさ
- 気配り(ホスピタリティ)
- リーダーシップ
- 協調性(チームワーク力)
- 教育する力
- 相手の話を聞く力
- まわりを巻き込む力
- 分かりやすく伝える力(プレゼンテーション力)
「医療事務」で当てはまる自己PR
例文1
前職の職場では、社内外の方への挨拶を徹底して行っておりました。
元気に挨拶をすることで早く名前と顔を覚えていただけて、業務で連携が必要な際にもスムーズに声掛けをいただくことができ、職場の同僚や先輩から、「より効率的に業務を行うことができるようになった。」「職場の雰囲気が明るくなった気がする」というお言葉を頂きました。
貴院でも連携が必要な場面が多々あると思いますが、話しかけやすい雰囲気を作ることで、同僚や先輩方、患者様からも信頼を得られるよう、これまで通り頑張っていきたいと思います。
例文2
学生時代はバスケットボール部に6年間所属しており、日々チームワークを大切にプレイを行っておりました。
前職の販売職でも常に周りの状況を見ながら業務にあたることを心掛けてきました。
レジや店頭、フィッティングなどメンバーそれぞれに役割が与えられていたのですが、店頭の人数が足りないと感じたらメンバー全員に聞こえるよう声掛けをして補助をお願いする、逆に補助に入るなど効率的に回せるよう気を付けておりました。結果として売り上げは前年比110%を超え表彰されました。
今回は異業種となりますが、一緒に働かせていただく方々と積極的にコミュニケーションを取るよう心掛け、患者様をなるべくお待たせしないよう気持ちよく通っていただけるお手伝いができればと考えています。
例文3
これまでのお仕事でも優先順位をつけて協力して業務にあたることを心掛けてきました。
前職の一般事務職では日によって業務量にばらつきがあり、営業の方から急な業務をお願いされることも多々あり、各事務スタッフの中でも業務量の差があったため一人に業務が集中することもありました。
そこで、毎朝出勤時に事務員同士でミーティングを行い、その日行うべき業務を箇条書きにし、共有しました。その中で優先順位を整理してから全員で協力して業務にあたるようにしたところ、急な業務依頼が来ても焦ることなく、ミスなく対応することができるようになりました。
また、業務の効率化をはかれたことで残業時間がぐんと減り、上司からお褒めの言葉を頂きました。
貴院でもこれまでの経験を生かして、常に周りを見ながら行動することを心掛けていきたいと考えております。
上記でお話したのはごく一例ですが、まだ転職を迷っておられる方も、これまでの経験を棚卸ししながら一度考えてみてはいかがでしょうか。
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