医療事務 2023.04.21

スーツで行くべき?医療事務の面接にふさわしい服装とは

医療事務の面接にふさわしい服装

病院やクリニックの窓口業務も行う医療事務にとって、清潔感や身だしなみも重要な要素の一つです。
そのため、面接では服装についても充分気を配る必要があります。

こちらの記事では、どのような服装が医療事務の面接にふさわしいのかを男女別にご説明します。

医療事務の面接の服装|基本の考え方

基本の考え方

面接の際には、普段常識的な服装をしているということが伝わるように、清潔感があるフォーマルな服装を選びましょう。
服装が面接の合否に影響することもありますので、TPOがわからない人物とみなされないように、適切な服装を選ぶようにしましょう。

応募先から、「スーツ指定」「服装自由」「私服」など、面接当日の服装について指定を受けることがあります。
服装自由の場合は、スーツを着用してもカジュアルな服装をしても良いですし、私服と言われた場合には言われた通りに私服を着て行っても構いませんが、あくまで面接はオフィシャルな場ですので、社会人としてふさわしい格好を心がけましょう。

【女性の方】医療事務の面接にふさわしい服装(スーツの場合)

女性のスーツの場合

面接時の服装は、紺・グレー・ベージュなどのスーツがおすすめです。
ブラウスは、白など清潔感のある色でなおかつ、シンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。

スカートとパンツはどちらを選んでも構いませんが、ジャケットとセットになっているものを身に着けましょう。
上下で色が違うジャケットとボトムの組み合わせは、カジュアルな印象を与えやすいため、面接では避けたほうが無難です。

また、スカートを選ぶ場合には、短すぎない膝丈か膝が半分以上隠れる長さのスカートがおすすめです。
スカート・パンツどちらを選ぶにせよ、素肌が見える場合には、ベージュ・無地のストッキングを着用しましょう。

足元は、一般的には無地・黒のパンプスを履くことが推奨されます。
ただ、黒・無地のパンプスでなくとも、服装全体のバランスが取れているデザインや色のものであれば構いません。
注意点としては、ヒールが高すぎるものは避け、5センチ程度までのものを選ぶようにすると良いでしょう。

髪の長さに決まりはありませんが、長い場合には前髪が顔にかからないようにピンなどで留め、後ろ髪はまとめるようにしましょう。
髪色に関しても、医療業界では明るすぎる色は好まれないため、染める場合でも、地毛よりも少し明るい程度の髪色までで留めるようにしましょう。

【男性の方】医療事務の面接にふさわしい服装(スーツの場合)

男性の場合も、紺やグレーのスーツに白色・無地のシャツがおすすめです。
襟の角度が大きく上を向いているカッタウェイ、襟先にボタンがついているボタンダウンなどのシャツはノーネクタイで着用するものであり、ネクタイを着けて臨む面接には不向きであるため、シャツ選びの際には、襟元に気を付けましょう。

ネクタイは、シンプルでスーツに合ったデザイン・色のものを選び、派手なものは避けましょう。
色をそろえることで、スマートな印象を与えることができるため、ベルトと靴は色をそろえるようにし、黒や茶色のものを選びましょう。

髪は黒髪にし、眉が見える長さ、後ろ髪は襟につかない長さにし、ワックスで整え、髭はきれいに剃っておくことで、面接官に清潔な印象を与えられるように心がけましょう。

面接時の服装について指示があった場合

面接時の服装に指示がある場合

ここまでは医療事務の面接にふさわしい服装として、スーツを中心にご紹介してきましたが、時には面接時の服装について指示されることもあるでしょう。
指示されても本当にそれで良いのかと悩んでしまう人も多いかと思いますので、こちらでは指示ごとの服装で押さえておきたいポイントをご紹介します。

「服装自由・私服」と言われた場合

パートタイマーやアルバイトとして応募する場合は、特に服装自由または私服と言われることが多い傾向にあります。
この場合はスーツを着ても問題はありませんが、私服と言われたからといって普段着と捉えないように注意が必要です。

パーカーやデニム、オーバーサイズの服やおしゃれを意識しすぎたようなコーディネートは避け、ある程度フォーマルなオフィスカジュアルにしておくと無難です。
色も原色や複数の色が入ったものは避けるようにし、黒や紺、グレーやベージュなど、落ち着いた印象の色を選ぶようにしましょう。

「平服」と言われた場合

普段着のようにも見える「平服」は、あまり馴染みのない言葉かもしれませんが「正式な礼服を簡略化した服装(略礼装)」のことを指します。
「平服で」と指示があった場合には、スーツであればまず問題はありません。
もちろん派手な色や柄の入った服装は、適切ではありませんので避けましょう。

「動きやすい服装」と言われた場合

面接後に仕事場の見学を行うこともあり、そのような場合には動きやすい服装で来るように指示されることがあります。
動きやすい服装と言ってもジャージやデニムなどはラフすぎるため避けましょう。

スラックスやチノパンなどの伸縮性のあるものに、ポロシャツなどを組み合わせるのが無難であると言えます。
また、革靴やヒールは動きづらいため、ヒールのないパンプスやシンプルなスニーカーを履いて行くと良いでしょう。

「スーツ以外」と言われた場合

スーツ以外と言われた場合は、指定された服装をするのがマナーであるため、スーツは避けましょう。
この場合は「服装自由・私服」と同じで、オフィスカジュアルにしておくと良いでしょう。

その他のシチュエーション

その他のシチュエーション

パートタイマーやアルバイトとして応募した場合や、近年多くの企業が取り入れているWEB面接など、シチュエーションごとでも、どのような服装が良いか悩んでしまうこともあるでしょう。

こちらではシチュエーションごとに適した服装についてご紹介します。

パートタイマーやアルバイトの面接

パートタイマーやアルバイトの面接だからと言っても、普段着のようなカジュアルすぎる服装を選ぶのではなく、TPOを意識した服装を選ぶことが大切です。
基本的にスーツを選んでおくと問題はありませんが、どうしても気になる場合は連絡をする際などに確認しておきましょう。

夏の暑い日

夏の暑い日にジャケットを羽織るのが嫌だと思う人も多いかと思います。
暑くても、スーツやオフィスカジュアルなどの服装で面接に行く際には、基本的にジャケットは着用しておきましょう。

冬の寒い日

冬の寒い日には、着込んで行きたくなる気持ちもありますが、シルエットが崩れて見えてしまうこともあるため、吸湿発熱繊維のインナー程度にしておきましょう。
コートを着用して行っても問題はありませんが、面接時の服装と同様で落ち着いた色のものを選ぶようにし、脱いでから建物に入るようにします。

WEB面接

WEB面接では、ビデオ通話ツールを用いてオンライン上で面接を行いますが、ほとんどの人は自宅で面接を受けるかと思います。
また、画面に映るのは上半身のみであることが多いため、下半身は普段着でも良いのではないかと思う人も多いでしょう。
しかし、服装を崩すことが気の緩みにつながる可能性もあるため、真剣な気持ちで面接に臨めるように正しい服装を心掛けることが大切です。

おわりに

男女に分けて、医療事務の面接にふさわしい服装をご説明しました。

服装だけで面接の合否が決まるわけではありませんが、その場に合った適切な服装ができるか、清潔感があるかなどは、人となりを知る上で参考になる要素でもあります。
医療事務の面接での適切な服装を知り、しっかりと準備をした上で面接当日を迎えられるようにしましょう。

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