キャリアBLOG 2023.04.06

面接官に刺さる!志望動機の伝え方

面接官に刺さる!志望動機の伝え方

D&Mキャリア キャリアコンサルタントの山本です。
日々、転職支援をさせていただいている中で、求職者の多くの方から「志望動機ってどうやって言ったらいいですか?」とご相談いただくことがあります。

転職活動をしていると、どうしても条件を先に見てしまい、志望動機は後付けということもよくあるかと思います。
志望動機はあなたが「なぜこの会社に入りたいのか」という熱意を伝える重要な質問事項です。
「どんなことを言えば面接官に刺さるのか」を今回は考えていきたいと思います。

そもそも志望動機ってなに?

数多くの求人の中から、「この求人に応募しよう!」と思う時、あなたはどんなことを考えてお仕事に応募していますか?
[給料][勤務地][仕事内容][会社規模][企業理念]…など、何らかの「動機」があって応募する求人を選んでいると思います。簡単に言うとそれが皆さまの「志望動機」です。

しかし面接の場面では「伝えていい志望動機」と「伝えてはいけない志望動機」が存在します。
その点をしっかり把握した上で自分の志望動機を考えてきましょう。

それじゃあ全然刺さらない!NG志望動機3選

実際に求人を選んだ時に応募の動機になったのは間違いないのですが、面接の場面で伝えてしまうと、とたんに印象の悪くなる志望動機があります。
下記に3つほど例を挙げますので、「何がNGか」をしっかり押さえましょう。

NG志望動機(1) 給料が高かったから

「今より給料が上がるといいな」と考えて応募するケースはよくあります。個人的にはごく自然なことだと思いますが、志望動機として給与面について言及することは好ましくありません。
給与面を志望した理由に挙げてしまうと、「ほかに給料が高い企業があったらすぐ転職してしまうのではないか」と思われてしまうためです。

同様に「福利厚生が充実しているから」などもNGです。

NG志望動機(2) 正社員になりたかったから

契約社員や派遣社員を経験している方からよく聞く志望動機ですが、こちらも「正社員ならどこでもいいのか」と思われる可能性が高く、あまりお勧めできません。

後述するように「今後のキャリアを築いていくため」というような言い方にすると、少し印象もよくなるかと思います。

NG志望動機(3) 家から近かったから

「家が職場と近い」という点も志望動機としては面接官からの評価はよくありません。
緊急性があり何かあればすぐに駆け付けてもらわなければならない、という仕事なら別ですが、そのようなケースは稀で、「家から近いだけなら、ウチだけじゃなくて、ほかにも会社あるでしょ?」と思われることのほうが多いと思います。

お子さんの兼ね合いで家から近い職場でなければならないという方もいらっしゃるかと思いますが、その場合はその旨をしっかりと伝えることで回避しましょう。

面接官は志望動機で何を見ているのか

面接官が志望動機で見ていること

では、面接官は志望動機でなにを重要視しているのでしょうか。
面接を通してみられている部分ではありますが、志望動機からもしっかりチェックされているので意識しておきましょう。

どの程度の志望度合いか

企業側は応募者が「どのくらいの真剣さをもって当社を志望しているのか」という点を見ています。
「なぜ応募企業に入社したいのか」を客観的、かつ真剣に分析できていなければ、企業側も「物事を俯瞰的に見る視点に欠ける」と判断してしまいます。
しっかりと企業研究と自己分析を行い、熱意をもって入社意思を伝えることが重要です。

この人は長く働いてもらえる人か

人を採用し、育成するということは企業側にとって、それなりにコストがかかることが想定されます。そのため、数年はしっかりと勤めてくれる人材を採用したいという考えをベースに持っていることが多いです。

志望動機の中で「中長期的にキャリアを築けると感じた」など付け加えるとプラス評価につながります。

一緒に働きたい人物かどうか

面接官は同じ会社で働く仲間として受け入れられる人物かもチェックしています。
志望動機だけではなかなか判断できない項目ではありますが、志望動機の中で、コミュニケーション能力の高さや、協調性などの項目をアピールすることで、面接官に「一緒に働いてみたい」と思わせることも可能です。

「刺さる志望動機」とは?

刺さる志望動機

ではどのような志望動機が面接官に「刺さる」のか。
下記に例を挙げていきますので、参考にしてください。

「なぜ御社なのか」を明確にする

面接官が一番知りたいのは「数ある企業の中で、なぜうちの会社でないとダメなのか」という点です。
企業ホームページやSNSなどで情報収集をしっかりと行い、ご自身のスキルや経験と照らし合わせながら、「なぜこの企業でなければだめなのか」を落とし込んだうえで、自分の言葉で伝えることが大切です。

入社後のキャリアプランをしっかり考えていることを伝える

入社後にどのようなキャリアを積んでいきたいかを伝えることも大切です。
「●年後には●●のような仕事ができるようになりたい、そのためにこういう努力をしたい」というように具体的な例を示した形で伝えることで、面接官の「自分たちの会社を理解し、そこでしっかりと働いてくれる人物」という評価につながります。

今までの経験をどのような形で企業に還元できるのかを伝える

「今まで経験してきた仕事や培ってきたスキルをどうやって会社のために役立てられるのか」を具体的に示すようにしましょう。
そのためには面接までに今までの自分の経験やスキルを整理し、「どのスキル」を「どうやって」応募した企業で生かしていけるのかを考える必要があります。

志望動機の中でも、この項目が最大のアピールポイントとなることも多く、しっかりと準備をして企業にどの程度貢献できるかを悔いなく伝えましょう。

まとめ

志望動機は応募者一人一人異なるので、例文などをみてもピンとこないことがよくあるかと思います。
今回は志望動機にフォーカスしてコラムを書きましたが、面接の中のほかの質問でも同じようなことが言えます。

自分のスキルや経験を整理しながら、なぜこの企業に入りたいのかをじっくりと考え、「自分の言葉で思いを伝える」ことを心がけましょう。

「なかなか自分では志望動機が考えられない」という方はD&Mキャリアでサポートすることも可能です。

D&Mキャリアでサポートを受ける

しっかりと志望動機を準備して、希望する応募先からの内定を獲得しましょう。

関連記事

会員登録がまだの方へ

  1. 転職エージェントからのスカウトが届く
  2. 非公開求人にもエントリーできる
  3. 転職サポートを受けられる

他にもさまざまなメリットが受けられます。まずはお気軽にご登録ください。

page top

あなたに合った
非公開求人を受け取る

非公開求人の
受取りはこちら
page toppage top