介護職員が抱える仕事の悩みと解決方法 | 転職のコツも紹介

介護職員として働く中で、何の悩みもなくずっと働き続けられているという方は少ないのではないでしょうか。
仕事をする以上、多かれ少なかれ悩みはつきものです。

こちらの記事では介護職員が抱えることの多い悩みと、その解決方法を転職のコツと合わせてご紹介します。

介護職員が抱える悩み

どのような職業でも働いている以上、個人差はありますが、仕事や職場についての悩みはあります。
それは介護職も例外ではありません。
介護職員が抱える悩みにはどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

職員間での人間関係の悩み

介護職は、個人としてだけでなく、チームとして業務を行うことが多くあります。
そのため、チームメンバーとうまく連携やコミュニケーションを取ることが出来なければ、悩んでしまうことになります。

年齢が離れていたり、経験年数や前職での常識が違ったりする人々が同じ職場で働くため、協力関係を築くことができずトラブルになってしまうこともあります。

介護職員同士の人間関係で悩んだ時には、まずは上司に相談するようにしましょう。
現場が円滑に回るように管理・調整をするのが、上司の仕事なので、悩みの内容に応じた対処法を考えて実行してくれるでしょう。

利用者との人間関係の悩み

介護職の人間関係の悩みは、職員同士以外にも、利用者との間にも存在します。
利用者は一人一人異なる考え方や要望を持ち、状況もそれぞれ違うので、対応や接し方によってはトラブルになってしまうこともあります。

利用者との人間関係の悩みを減らすためには、介護の知識を深めることが効果的です。
利用者によっては、病気や体調不良などにより、コミュニケーションが困難になっている場合もあります。
介護の知識を深めることで、利用者の悩みや状況をより理解することができるため、適切な接し方ができるようになります。
利用者との信頼関係も深まっていきますので、次第に悩みが解決していくことも少なくありません。

職場環境についての悩み

残業が多い、人手不足により業務過多になっている、職場全体の風通しが悪い、休みが取りにくいなど職場環境自体に問題があることもあります。

職場環境自体に問題がある場合は、上司や先輩に相談し、役員や上層部に改善を要求するのも一つの手段です。
悩みの規模が大きく、現場や個人で解決できる内容ではない場合には、無理に自分で解決しようとせず、周りに頼るようにしましょう。

悩みが解決しない！転職するときのコツとは

介護職員が抱えるさまざまな悩みについてご説明しましたが、悩みの内容や状況によっては解決しないこともあるでしょう。
悩みが解決しない場合には、転職も視野に入れるようにしましょう。

悩みが解決せず転職する場合のコツは、前職での悩みの内容をはっきりと面接官に伝えることです。
ぼやかして伝えたり隠したりすると、次の職場でも同じ悩みで転職することになりかねません。
悩みの内容と、その際に自分がどのような改善施策を講じたか、職場としてはどのような対応をとってくれたか等、なるべく詳細に伝えるようにしましょう。

もちろん、自分自身に落ち度がある場合にはマイナス要素になってしまうため、面接でマイナス要素を伝えなくても良いように、今の悩みに対して自分が出来ることは全てやり切っておくようにしましょう。

おわりに

介護職員が抱える仕事の悩みと解決方法、転職する際のコツをご紹介しました。
記事内で紹介した悩みは、どの職場でも誰にでも起こり得るものです。

仕事での悩みができた際は、無理に我慢することなく、解決できるように周りを頼ったり、介護の知識を増やしたりするようにしましょう。
それでも悩みが解決できない場合には、職場を変えることで悩みが解決することもあるので、転職を検討してみても良いかもしれません。